2011年11月20日日曜日

水は入った


先週仕掛けたホースの灌漑をチェックすると、田んぼには首尾よく水が入っていた。満杯まで9割がたまで溜まっている。しかし、ホースの取り込み口を突っ込んだU字溝の穴からは、なぜか水が出ていず、もう流れは止まっていた。

考えた末、取り込み口をさらに3メートルほど上流の溜め枡まで引き上げて、おもりの石にナイロン糸でくくりつけて、水中に沈めた。ぎりぎりの長さしかなかったホースの吐き出し口は、田んぼまで3メートル上の位置まであがってしまったが、水は田んぼまで流れ下っていった。念のためホーで溝を引いて流れを確保した。これで、間違いなく田んぼに水が流れ込み続けるだろう。

今年は米作りを休んでいたので、水を引いてもどこかから漏れるのではないかと心配したが、モグラ穴ひとつなかったようだ。

これで冬水田んぼの基礎は出来た。来年、有志の力をお借りして米作りが始められたら最高だ。

しかし、本当のところ、今は土壁のことで頭が一杯なのだ。うまく小舞が掻けるだろうか。いい土が用意できるだろうか。荒壁の上を板で覆うべきか。などなど、心配は尽きない。

しかし、ひとつひとつ進むしかない。とりあえず、田んぼに水は入った。

またマムシを見た。畑の草むらから出てきた。数週間前に始めた見たとき以来、二度目だ。

先週に続き、家の北側の石垣周りの草取りをした。石垣の根元の一角には、山から染み出す水の小さな流れが出来て、U字溝へ注いでいる。ここに、沢蟹が居て、今日もまた会った。この辺は草を刈るとぬかるみになるので、将来は砂利を敷こうか。使い古しの瓦を敷くのもいいかもしれない。

沢水の簡易水道の濁りがどの程度なのかと思い、しばらく蛇口を空けっぱなしにしてバケツに水を受けておいた。10分ほどするとかなり澄んできたが、まだ多少濁っていた。使い続ければ澄むのかのかどうか疑問だ。やはり、浄水装置を作る必要がありそうだ。

それにしても、水道管の経路を解明することが先決だ。井戸の復活も果たして、簡易水道との使い分けも決める必要がある。風呂場をどこにしようか。

2011年11月13日日曜日

我田引水

合気道仲間のHさんが遊びに来てくれた。家も土地も気に入ってくれて、たくさん写真を撮っていた。

お昼に近くの食堂で中華丼をご馳走して、そのあと、みんなみの里、亀田酒造をご案内した。

Hさんはお菓子と焼酎をお土産に持ってきてくれたので、考えてみると、お返しに中華丼では明らかに不足だった。何かお土産をお渡しすべきだった。

私は、みんなみの里で、いかにも旨そうな金目鯛肉厚干物三枚が400円というのを見つけて、興奮のうちに購入。これを傷めずに持ち帰るために、Hさんは近くのスーパーで発砲スチロールの保冷箱を調達してくれた。


草ぼうぼうの田んぼに、山水を引くため、水路にホースを仕掛けて、他方の端を田んぼに垂らした。Hさんのアイデアをいただいて、うまく水を引くことができた。

ただ、こんな細いホースで田んぼがいっぱいになるか不安。来週来て見てみよう。

Hさん、いろいろありがとう。お世話になりっぱなしでした。

今度いらっしゃるときは、憬月荘で鍋などやってご馳走したいと思います。

日が短くなった、五時に帰路に着いたが、すでにとっぷり日が沈んでいた。

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2011年11月4日金曜日

今度はちゃんとお邪魔します

昨日、山梨の友人宅を訪れた。彼は、民家再生促進の先輩で、最近ついにご自身も山梨に民家移築再生を遂げた。先日来お招きをいただいていたが、やっと昨日お伺いできたのだ。

そのお家は、大きさといい、品質、意匠といいすばらしいものだった。玄関、大広間、床の間、台所、風呂場、それら部分部分のことごとくに、彼の一貫した趣味が息づいていた。

2、3時間のつもりが、ある意味ずるずるとそういう魅力に引っ張られて、ついに風呂までいただいてかろうじてお暇して来た。

せめて一泊、できたら二泊ぐらいの予定で、今度は来なきゃだめだよ、というお言葉に次回は是非甘えることに決めた。

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