2018年4月17日火曜日

山の恵み

母屋の北側の湿った庭には毎年たくさんのセリが出る

フキは敷地内のいたるところに生える

煮炊き用の薪を裏山から拾って来た
手でポキポキ折れるのを選んで拾う
元の家主さんからもらった籠が重宝する
まさに「お爺さんは山に柴刈りに」だ

そもそもの話

畳の行く末 その後

ツツジは花盛り



裏山への入り路に敷いた古畳はいまこんな感じ

そもそもの話

君、いい色してるね

蕗の葉の緑との対比がいい。
昆虫に詳しい友人によれば、オオキンカメムシというそうだ。

そもそもの話

2018年4月11日水曜日

自選 春の句


千年の煙に浮かぶ野火の人

散り初むる花や空き家にバックホー

散る花のまどいまとわる犬の鼻

散ってちって散って道辺に花の川

碧海

そもそもの話

2018年4月10日火曜日

物干し新設

今朝のキッチン

南側に物干しを新設した

そう言えば、これも新顔。囲炉裏端がより快適になることを期待

大好きなオランダカイウの花が、今年もきれいに咲いた



そもそもの話

2018年4月9日月曜日

ギンバエに聞け

さて一週間が経ち、例の玉手箱を開ける時が来た。

周りにハエの姿は一切ない。顔を近づけても麻袋の匂いしかしない。

そして開封。クンクンやると枯葉の香ばしい香りがする。鉢の中まで鼻を入れても同じだ。

考えてみれば、ハエがいない時点でこの結果は見えていたのだ。彼らが汚物の匂いを感知する能力は人の何百倍も高いのだから。

さて、そこで私はいよいよこの実験を室内に持ち込むことにした。しかも、ポータブルトイレとの組み合わせで、実用モデルを導入するのだ。

既にこのシステムの構想は、十年以上も前にさかのぼる。実験できる条件が今整ったのだ。

トンボ社製のポータブルトイレは、2年ほど前に購入済みだった。今回仕入れた大型植木鉢は、その身長と胴回りをトイレに合わせて選んだものだ。

計画通りぴったりとはまる。

中は暗くてよく見えない。

蓋もできる。

便座も快適だ。

さて、第二段階に入った実験の経緯は如何に。乞うご期待!

そもそもの話

2018年4月3日火曜日

コンポストトイレ実験開始

ホームセンターで買った大型植木鉢の底に、裏山で伐ったシュロの体毛(?)を敷く。

その上に裏山から取ってきた腐葉土を被せる。


その上に現物を投入し(画像非公開)、さらに腐葉土を被せる。

麻布で蓋をして放置する。

ポイントは尿の処理。植木鉢の底から垂れ流す方式を採用した。

匂い、ほとんどせず。ハエ、数匹飛来するも、数分でいなくなる。

来週、状態を見てみよう。楽しみだ。

そもそもの話

2018年3月26日月曜日

窓敷居の修繕

朝食に、ユニフレームのステンレス製ロストルを初めて使って、サンドイッチを焼いてみた。美味い。

南の部屋の窓の敷居の中央が沈んで、ガラス戸の合わせが食い違っていた。ずっと気になっていたが、いよいよ直す気になる。

壁を剥がして、車のジャッキで持ち上げて、束の下に小石と板を噛まして、はい、出来上がり。

壁板を入れ替えるときに、もっとしっかり直すつもり。

そもそもの話

2018年3月25日日曜日

大発明?

大発明かも知れない。

囲炉裏に五徳を据えて、そこにホーボーストーブを乗せて火を焚く。
よく燃えて煙が少ないうえに、炎がまとまるしコントロールしやすい。さらに、落ちた灰は五徳の隙間からすくって囲炉裏全体にならすことができる。

囲炉裏ストーブとでも呼ぼうか。

囲炉裏の灰を取り除いてそこに薪ストーブを据えるという例はよく見るのだが、こんな簡単な方法で囲炉裏の機能そのままに、ストーブの利点を付け加えるという試みは、いまだかつてなかった・・・かも。

吾輩が知らないだけで、たくさん例があったりして。

そもそもの話

焦げ臭いのが文化文明

憬月の間(南の六畳間)には既に二回塗ったのに、広間にはまだ塗っていなかった木酢液。今日塗った。

例によってスプレーしてゴム手袋の手で擦り付ける。この方法が一番早くてむらなく塗れる。
主に虫除けを狙ってのことだが、木の耐久性向上も期待している。

虫も獣もばい菌も、焦げ臭いのが嫌いなようだ。私は好きだ。

焚火臭のついた服を着ているとなんとなく落ち着く。これも太古からの人の生活様式に由来しているのかも知れないと思う。

火は、煮炊きにも暖まるのにも欠かせないものだったのは言うまでもないが、煙は、虫除け、殺菌や獣除けにも役立ったのだろう。

それが発展して、お香の文化につながり、宗教的な清めや装身の美学に適用されたに違いない。

2018年3月11日日曜日

2018年2月25日日曜日

スズメバチの巣を落とす


落としてみると、やはりその大きさに驚く。


市から支給されていた土嚢約50袋を猪にほじくられた路肩に敷設する。
この道路は市道だが、今はわが家以外利用者がいない。

先週に引き続いて、草刈、枝伐りをやる。


写真ではよくわからないが、この二本の梅の木はかなりの大木だ。
足元の藪が払われてスッキリ。これで今年の梅の収穫が楽になるといいのだが。

2018年2月22日木曜日

幸福な孤独たち

浜美枝。往年の美人女優。

その稀有な美貌についてはさておき、私は旧くからこの人に関心を抱いていた。

そもそも、私が古民家に興味を持つようになったのは、この人の古民家暮らしを取り上げたテレビ番組がきっかけだった。もう二十年以上前のことだ。

早くから農業や民芸や日本伝統の生活様式に関心を寄せ、関連の活動をなさってきたことも承知していた。

しかし、ご本人の文章を読んだことはなかった。

つい先日、ふと思いたってエッセイ集を購入した。『孤独って素敵なこと』だ。

題名の表面的な意味とは裏腹に、人とのつながりの大切さをテーマにした本だ。

淡々とした文章に、自ずと著者の真摯な人生観と豊かで繊細な感受性が滲む。

感情を抑制した表現に、かえってしみじみとした感動を誘われて、何度か目頭を熱くしたほどだ。

随所に、世界的な著名人達との交際や、貴重な骨董品、美術品の購入についての記述があり、ややもすれば嫌味な自慢話に陥りがちだが、そうならないのは、本書全体に通底する著者の内省的な姿勢に因るのだろう。

通読して、浜さんと私の価値観や感性の重複に驚いた。その大部分を、私は母から受け継いだと感じている。

かたや世界的な美人女優と、かたや地味で平凡な主婦。

似ても似つかぬ二人だが、少女時代の困難な境遇に共通点を見出だすことも可能かと思いついた。

いやいや、それは無理やりのこじつけかもしれない。

ともあれ、自ら振り返って数々の恵まれた交友と幸福な家族との絆を語るエッセー集に、敢えて孤独の二文字を冠した著者の心境を推し量ると、私は深い感慨を胸の奥に飲み込まざるを得ないのだ。


2018年2月18日日曜日

生き返ったか

専門業者による清掃補修の後、一時濁りがぶり返したわが家の古井戸だが、このところずっと透明度が増している。


たまたま降雨量などの気象的好条件が重なった結果なのか、それとも清掃後徐々に井戸内の微生物環境が整って来た結果なのか。

ぜひ後者であってほしい。

刈りまくって伐りまくる