2011年6月28日火曜日

憬月荘の始まり

長年夢見た古民家付き里山一式を手に入れることができた。先週のことだ。千葉の鴨川に。

山林、宅地、農地が南斜面にひとつながりになって、合計で4000坪ほどだ。「ほどだ」というのは、公簿上は3700坪弱だが、農地部分は明らかに大きく縄伸びしており、しかも山林の上のほうは境界も未確認だから、ホントのところ何坪なのか不明という意味だ。

築年不詳の家は、恐らく100年ぐらい経っている。電気は通っているが、公営水道、都市ガスは無い。その代わり、山の上から引いて七軒で使用している私設水道と井戸が有り、薪は勿論取り放題だから、私が長年目論んできた、ローテクエコの生活が実現できる。

「実現できる」とは、実現可能という意味で、ホントに実現するかどうかは、これからの努力と成り行き次第だ。私独りでは手に負えっこないから、仲間をどれだけ引き込めるかにかかっている。が、この土地と家なら多くの人を引き付ける力があると思う。思うのは私で、他人がどう思うかはこれからやってみてのお楽しみだ。

バカもいい加減にしろと思う人もあろうが、バカは承知の上だ。かみさんも初め怒っていたが、今はあきらめてバカにするばかりだ。

10年近く前に仮想の隠れ家に付けた「憬月庵」という名をそのまま使いたかったが、庵ではなく畑も田んぼもついた農家だから、「憬月荘」と呼ぶことにした。

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