10月26日月曜日
ミカンがだいぶ色づいた。ほぼ取りごろだ。
不思議にいまだ猿が手を付けない。近くでたまに声をあげているので、いるに違いないのに。
今日はたくさん収穫しよう。でもその前に生え放題の下草を刈らなければ手が付けられない。
例によってこれの出番だ・・・
数分後、ミカンの木の列に沿って道ができた・・・
きれいなのを選ってこれだけ持って帰ろう。あとはサル君食べてもいいよ。
お昼に井戸のミニポンプを設置して・・・
そのまま帰る時まで排水させておく・・・
12時10分に開始し16時20分までの4時間10分の間に、井戸の水位は33センチ下がった。
問題: さて、このポンプは毎時何リットル吸い上げたでしょう。
井戸の直径は75センチだから、水位1センチ分の水量は、
(75/2)x(75/2)x3.14x1=4415.6
だから約4.4リットルだ。
33センチ下げたのだからその33倍
4.4x33=145.2
これを4時間10分で割ると
145.2/(4+10/60)=34.8
で、答えは毎時34.8リットルだ。
残念でした、不正解です。
まず、井戸の水は汲み上げると、元の均衡点へ向けてじわじわと湧き上がって来る。
しかも過去の実測から、絶対的水位によってその速度は変わる。すなわち、深くまで汲み上げると湧き上がる速度は速く、浅く汲めば遅くなる。
また、ポンプの汲み上げ速度も、揚程の変化によって変化する。揚程が大きいほど水圧のために汲み上げ速度が落ちる。
つまりこの問題は、基本的にはいわゆる追い越し算の応用問題になるが、追い越す(ポンプ)速さも追い越される(井戸の湧水)速さも非線形で、しかも今のところいずれも十分な実測データがないから、結局、計算不可能だ。
お疲れさま。
さて次に、多くの懸案事項のうちの一つ、囲炉裏の制作をどうにか前へ進めよう。
これが、昨年11月22日に友人3人の協力で積み上げた囲炉裏の石組みだ・・・
ありゃ、もう一年も経っちゃう。助っ人各位に申し訳ない。
その後仕上げ用の壁土を作って寝かせていたが、それもそろそろ出来上がる・・・
今日は、石組みのなかに土砂を詰めよう。
裏山の裾から土を運ばねばならないが、これまた途中の道が草ぼうぼうで運搬用の一輪車が通れない・・・
再び大鎌の出番だ。
そして10分後・・・
これで一輪車も通行可能だ・・・
ちなみに、この一輪車、業界では通称「ネコ」。
やっと囲炉裏の石組みも土でみたされた・・・
そしてまた夕暮れ・・・
秋いよいよ深まって、今年のミントも終わりに近い。少し持って帰ろう・・・
その晩、横浜の家で、寝る前にミントティー・・・
そもそもの話