2017年8月31日木曜日

女の「男のロマン」

「男のロマン」という慣用句がある。

男の抱く夢や野望というのが文字通りの意味だが、そこには女に理解不能なという含意が色濃く込められている。

往々にして、それは女により阻まれたり砕かれたりすることさえ予定されている。

あまりに非日常的、非現実的、野心的であるからだ。

しかし、同様のロマンを女が抱くことが無いわけではない。

しかも、そうした場合の女の意思と実行力は、しばしば男のそれをはるかに凌ぐように見える。

ふと古い友人のことを思い出した。

12年前に彼女のことを書いたのがこのブログだ。孤島の夢

改めて考えてみると、「男のロマン」という言葉は、それを実現できない男たちの言い訳に使われている例が大半であるのかも知れない。

そもそもの話

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