周りにハエの姿は一切ない。顔を近づけても麻袋の匂いしかしない。
そして開封。クンクンやると枯葉の香ばしい香りがする。鉢の中まで鼻を入れても同じだ。
考えてみれば、ハエがいない時点でこの結果は見えていたのだ。彼らが汚物の匂いを感知する能力は人の何百倍も高いのだから。
さて、そこで私はいよいよこの実験を室内に持ち込むことにした。しかも、ポータブルトイレとの組み合わせで、実用モデルを導入するのだ。
既にこのシステムの構想は、十年以上も前にさかのぼる。実験できる条件が今整ったのだ。
トンボ社製のポータブルトイレは、2年ほど前に購入済みだった。今回仕入れた大型植木鉢は、その身長と胴回りをトイレに合わせて選んだものだ。
計画通りぴったりとはまる。
中は暗くてよく見えない。
蓋もできる。
便座も快適だ。
さて、第二段階に入った実験の経緯は如何に。乞うご期待!
そもそもの話
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