2018年4月9日月曜日

ギンバエに聞け

さて一週間が経ち、例の玉手箱を開ける時が来た。

周りにハエの姿は一切ない。顔を近づけても麻袋の匂いしかしない。

そして開封。クンクンやると枯葉の香ばしい香りがする。鉢の中まで鼻を入れても同じだ。

考えてみれば、ハエがいない時点でこの結果は見えていたのだ。彼らが汚物の匂いを感知する能力は人の何百倍も高いのだから。

さて、そこで私はいよいよこの実験を室内に持ち込むことにした。しかも、ポータブルトイレとの組み合わせで、実用モデルを導入するのだ。

既にこのシステムの構想は、十年以上も前にさかのぼる。実験できる条件が今整ったのだ。

トンボ社製のポータブルトイレは、2年ほど前に購入済みだった。今回仕入れた大型植木鉢は、その身長と胴回りをトイレに合わせて選んだものだ。

計画通りぴったりとはまる。

中は暗くてよく見えない。

蓋もできる。

便座も快適だ。

さて、第二段階に入った実験の経緯は如何に。乞うご期待!

そもそもの話

0 件のコメント:

コメントを投稿