2011年10月4日火曜日

10月1日のこと

さきおととい(10/1)、M協会の常任理事をしているMさんが憬月荘を見に来てくれた。

M協会は、古民家を残したい人たちのNPOで、私はかつてその理事をしたこともある。

当時、ある知人を介して古民家のことを知りたいと言って来たのがMさんで、その後MさんはさっさとY県にすばらしい古民家を手に入れ、私が協会から足を洗った後、常任理事になって民家お助け隊という隊を作って隊長になった。

私は、当然隊長にお助けを頼んで下見にきてもらったのだ。隊長はいたく憬月荘を気に入ってくれて、早速お助けを了承してくれた。

まず、土壁塗りのための小舞竹を伐採することになり、私は、すぐ隣の土地の真竹を伐らしてもらう許可をお隣さんから取り付けた。12月か1月に一個小隊が派遣される予定だ。


同日午後には、独立系和文化塾(カルチャーセンター)を主催し、自然農で半自給を実現しているNさんがいつもの作務衣スタイルで来てくれた。

私にM協会を紹介してくれたのはこのNさんで、Nさんに自然農の先生を紹介したのはこの私だ。

私の憬月荘入手祝いにと手作りどぶろく8リットルと、これまた手作りの竹製燭台を持ってきて下さった。大変感激し、とっさに、私の晩酌用にさっき買ってきたばかりの寿萬亀純米一升瓶を無理やりお返しにと渡してしまった。

Nさんも、とても憬月荘を気に入ってくれて、土間の地面をご持参の鍬でほじくって平らにしてくれた。そのほか、草ぼうぼうの田んぼを見て、ぜひふゆみず田んぼにすべしと、まずは可及的速やかに水を引くようにご助言くださった。私は、ふゆみず田んぼのこともインターネットであらまし承知し気に入っていたので、直ちに同意した。

持つべきは良き友である。

3人で話はつきなかったが、日も傾いてきたので、私とMさんは私の軽バンで、Nさんはご自分の軽バンで帰路についた。

因みに、二人の軽バンが、同じエブリィの同じ型式の同じメタリックシルバーで見分けがつかないというのも妙な偶然だ。

もうひとつ因みに、一月ほど前に買ったその中古のエブリィに、私は流星号という名前をつけた。憬月荘に通うための流星号! 悪くない。言うまでもなく、私はスーパージェッター世代だ。


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