2015年10月14日水曜日

古井戸と理科実験工作

昨日は理科実験工作の一日となった。
 
古井戸の生物ろ過装置を稼働させるためには、緩速で常時給水することが必要である。小型電動ポンプを使う以外によい方法はない。
 
アマゾンで購入したのは、DC12ボルトで動く可愛らしい水中モーターだ。送料込みで700円弱とは格安だった。
 
 安くて小さいが揚程は最大3メートルある。
 
電源は100ボルトの交流だからトランスが必要だが、こういうときのために吾輩は廃品電子機器のアダプターを捨てないで取ってある。探してみると昔使っていた無線ラン用の電源アダプターが12ボルト/1アンペアでオアツラエだった。
 
 
水中ポンプはそのままドブンしてもいいが、こんな小さいポンプだからわずかなゴミでも吸い込めば故障の原因となるだろう。防塵ネットをつけよう。これには、茶漉しを使うことにした。
 
 
ユニットの基盤にはアクリル板などがよろしかろうとホームセンターを物色すると、意外に高価だったので、なんか廃品が使えないかと思案したあげく、CDケースを思いついた。
 
 
ドリルで穴あけしてビスでモーターと茶漉しを固定しビニールパイプを配管した。モーターと電源アダプターを接続して出来上がったのがこれだ・・・

 
 
これを井戸に沈めて・・・
 電源を入れると・・・
 大成功。

ざっと測ると一時間に60リットル弱汲み上げている。

対して汲み取った後の井戸の水位の自然上昇は、先週計測した結果では毎時約13リットルだ。

一日に汲み上げ可能な水量は、勿論ポンプの能力ではなく、井戸の能力に制限される。つまり、先週の計測結果を前提とすれば、13x24で 312リットルということになる。実際は、その時どきの雨量や季節によって異なるだろう。

大体目論見通りで、当然、水位変化に反応する自動スイッチが必要だ。

これもすでに設計ができている。材料もすでに仕入れた。

次回の投稿は、その制作過程の報告となろう。ご期待あれ。

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